言葉は、時代と共に変化していくものですが、この「京ことば」も本来の意味とは 例えば、京ことばの代表的な三つを例にとりますと、 これらも、本来の意味とは違う使い方をよく見聞きします。 「はんなり」= スカッと。陽気で上品な明るさ。(主に色彩に使う) 「ほっこり」= ホッとする。疲れが出る。疲れたけれど安堵する。 「まったり」= トロンと穏やかな口あたり。(あまみを伴う) もとは上記の意味ですが、近頃では、驚くような使い方が目につきます。 先日ある料理店の広告に「はんなり○○」とあり、どんな料理?と意味があまり わかりませんでした。言葉の意味よりも、音的なイメージが重視された 結果かもしれませんが…。 伝統のある 京ことば は、そのままの意味で使っていきたいな、と感じました。
|
|
TOPに戻る
copyright (C) 2009-2014 kyo-kotoba no kai All rights reserved.