言葉は、時代と共に変化していくものですが、この「京ことば」も本来の意味とは

違う使われ方としていることが多々あるようです。

例えば、京ことばの代表的な三つを例にとりますと、

はんなり」「ほっこり」「まったり」

これらも、本来の意味とは違う使い方をよく見聞きします。

「はんなり」= スカッと。陽気で上品な明るさ。(主に色彩に使う)

「ほっこり」= ホッとする。疲れが出る。疲れたけれど安堵する。

「まったり」= トロンと穏やかな口あたり。(あまみを伴う)

もとは上記の意味ですが、近頃では、驚くような使い方が目につきます。

先日ある料理店の広告に「はんなり○○」とあり、どんな料理?と意味があまり

わかりませんでした。言葉の意味よりも、音的なイメージが重視された

結果かもしれませんが…。

伝統のある 京ことば は、そのままの意味で使っていきたいな、と感じました。

 

 

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